今日の修理:brother 足踏みミシン(改)


今日の修理は、鹿児島県鹿屋市のお客さまの家庭用。
brother 足踏みミシン(改)です。
足踏みミシンを卓上ポータブル型に改造したものですね。

モーターがへたっていたことと、
すんごく古いタイプの改造キットが使われていたので、
コントローラーが手元スイッチになっています。
コタツで使うときには便利かもしれませんが、
やはりフットコントローラータイプの方が使いやすい。

ということで、
このへんをごっそり交換です。

しかし、さすがに堅牢なミシン。
整備後、最高速でぶんぶん試し縫いしても、
狂わず、きれいな糸目で縫い上げます。

これが、
「昔のミシンはよかったわ。
 いまのミシンはダメね」
なんて云われちゃう所以なのですが、
ぜひ、当時の足踏みミシンの価格に思いを馳せていただきたい!

……と思ってるミシン専門店も多いんじゃないでしょうか(笑)。




今日の修理:brother エリート スクールミシン


今日の修理は、鹿児島県鹿屋市の小学校のミシン。
brother エリート スクールミシンです。

「返し縫いのとき針が折れてしまう」
とご依頼いただきました。

傷ついた内釜が、
直進のときには問題ないのですが、
返し縫いレバーと押したときに悪さしてしまってました。

内釜を交換して、
内部をきれいに清掃することで、
またふたたび授業で使っていただけるミシンになりましたよ。




講習:クロップドパンツのワークショップ by fabric & zakka Vert


本日の講習は、先週に引き続き、
クロップドパンツのワークショップ by fabric & zakka Vert」です。

みなさん、やはり、真剣です!

受講されているお客さまはみな「慎重派」なのか、
ていねいにていねいに縫製されていました。
講習時間はすこしオーバーしましたが、みなさんしっかり縫い上げました!

brother COMPAL 1500Q と Innovis NX2500D 。
そして、
baby lock 糸取物語 BL69WJ と 衣縫人 BL57EX が大活躍!
たのしく縫製していただけたのではないかと。




テストでサーキュラーアタッチメント


Instagram 動画投稿テストでサーキュラーアタッチメント。
ひさしぶりに使ってみましたがこれもおもしろいね!

brother COMPAL シリーズあたりの、
シンプルな一般的な家庭用ミシンでも使えるのがうれしい。

でも、
このオプションが威力を発揮するのは、
じつは縫い模様がたくさんあるミシン。

ステッチをあれこれ選んで遊ぶ楽しさがあります。




置き縫い枠にグリッドを


本日は出張刺しゅうミシン講習。

先日の置き縫い枠をさらに改良。
お客さまの作業内容を考慮してグリッドを入れてみました。

「すごく使いやすくなった!」とよろこんでいただけましたよ。
うれしいな。
「これがあれば専用のネーム枠なんていらないね」
……いや、それはお買い求めいただいてもよろしいですよ?(笑)

*     *     *

こういう罫書き線はカッターナイフで入れていくのですが、
brother ScanNCut(スキャンカット)でハーフカットさせてもいいかも。
大量に作り置きするなら便利かな。

数枚作成するくらいなら、
好きな音楽でも聴きながらのんびり一本一本引いていけばいいと思います。

brother PR1050X、PR655、VR100 といった機種で使える枠ですが、
もちろん同様の枠は家庭用刺しゅうミシンでも便利に使えますよ。




刺しゅう枠を置き縫い用にカスタマイズ


「置き縫い苦手!」というお客さまのために、
刺しゅう専用機 brother PR1050X 用の置き縫い用ベースを作りました。

接着芯やグッドパンチシートを使う方法もありますが、
透明のプラ板で作るのが当店的にはおすすめ。
めんどくさくないですよ。
よれたり傷んだりしないのでいつまでも使えますし、
なにより刺しゅうがきれいに仕上がります。
ほかの刺しゅうにも流用できるので、
いくつかサイズが揃ってくると作業効率がとてつもなく上がります。

もちろん、
業務用刺しゅう機だけでなく家庭用ミシンでも使えるワザです。

刺しゅう機を使うようになると、
いろんな部品を自分流にカスタマイズしたくなりますね。




今日の修理:brother C35-BF


今日の修理は、鹿児島県肝属郡のお客さまの家庭用ミシン。
brother C35-BF です。

デニムをがんがん縫っていて、がつん、とやってしまったようです。

このクラスのミシンは、
「デニムを何枚重ねても縫える」ということばを信じないこと(笑)。

ミシンの針が刺さらないものに関しては縫うことをあきらめる。
プーリーをむりやりぐいぐい手で回して縫い進めない。

上記を守れば、
「買ったその日に壊れちゃった!」なんてことにはならないのですが、
「堅くて手縫いできないものを縫いたくて」
みなさん、ミシンを購入されるわけですから、
「縫うな」なんて云われても困りますよね、実際。

このクラスのミシンは「一発のトラブルがしばしば致命傷」なので、
修理代もじつはけっこうかかるのです。
とにかくムリはさせないこと!が大切よん。




今日の修理:Paramaunt STAR ポータブル


今日の修理は、鹿児島県曽於郡のお客さまのミシン。
Paramaunt STAR ポータブル化された足踏みミシンです。

モーター&モーターベルトが、
「どんだけ使ってきたんだ!」というほど劣化していたので、
これを思い切って交換。
ミシンそのものは汚れこそあったものの、
固着もなく、これからもしっかり使っていただけそうです。




クロップドパンツのワークショップ by fabric & zakka Vert


本日の講習は、
クロップドパンツのワークショップ by fabric & zakka Vert」でした。

みなさん、真剣!




苦労するところもありながら、
みなさん、時間内にしっかり縫い上げました!

今回は、brother COMPAL 1500Q と Innovis NX2500D 。
そして、
baby lock 糸取物語 BL69WJ と 衣縫人 BL57EX をメインに使いました。
たのしく縫製していただけたのではないかと思います。

     *     *     *

「スカートよりもパンツを作りたい!」というリクエスト、多いですね。

当初、7月23日(土)だけの講習予定でした。
が、あっというまにご予約が。
追加で 7/29日(土)を設定させていただいたのですが、
これも一瞬で SOLD OUT 。

これほど人気なのですから。

というわけで、
クロップドパンツのワークショップ、追追加講習が決まりました!

8月19日(土)です。
詳細は、こちら

で、これもまたすぐに定員が埋まってしまうと思うので、
ご予約はお早めに、ぜひ!

★★★ 上記、定員に達したので募集は終了いたしました!★★★




講習:PR1000e でシャツへの名入れ


本日は、鹿児島県東串良町のお客さまの仕事場にて、
brother PR1000e + 刺しゅうPRO + ネームPRO の講習です。

T シャツやポロシャツの胸元に名前を刺しゅうしたい。
簡単なようで、こいつはなかなか奥が深い。

とくに最近のシャツは機能性の高いストレッチ素材が多いですよね。
なにも考えずに刺しゅうを入れようとすると、
これがなかなか悲惨な仕上がりになることも。

ワッペン作りの名手でも、
シャツへの直接のネーム入れの依頼に関しては、
「苦手!勘弁してほしい!」なんてことも、
ええ、けっこう、ありますよね(笑)。

刺しゅうミシン任せで縫製してしまうと、
「なーんかいまいち」な出来になるのは、
どんな刺しゅう機を使っても、同じです。

刺しゅうデータの段階で気を使い、
縫製仕材に気を配り、
ポイントを押さえた縫製をおこなうことで、
ようやく「仕事で使える」名入れがおこなえます。

刺しゅう機導入当初はたいへんかもしれません。
習得に時間がかかる場合もあるでしょう。
でも、いいじゃないですか。
身につけていくひとつひとつの技術は、
かならず血となり肉となり骨となる。

お客さまとその過程を一緒に歩めるのは、
ミシン専門店としてとってもうれしいことでもあります。

そうそう。
刺しゅうソフト、
「刺しゅうPRO だけ」「ネームPRO だけ」という使い方をされている、
そういうお客さまも多いのですが、
お仕事で使われるのなら両方を連携させて活用してほしいな。
たしかに両方そろえるとなかなかなお値段になっちゃいますが、
他社製ソフトと比較するなら、
たいへん安価に職業用の環境が構築できてしまう。
じつはとってもおトクな組み合わせなのです。

ぜひぜひご検討くださいますよう!








ながらミシンのハサミケース


地元の学校の高校野球地区予選をハラハラしながら観戦しつつ、
ミシンをコトコト動かしていました。

「ミシンはじめて!」の方のための講習で作る、
「ハサミケース」の試作なのですが、

  ・想定していた雰囲気とちがう模様が表に出てしまった。
  ・縫いつけた飾りテープが袋の内側になってしまった。
  ・タブひもの仮止め位置の表裏が逆で、途中で修正。
  ・返し口を開けずに縫い切った!

と、ええ、じつは散々な仕上がり。

音楽聴きながら、くらいはまだしも、
テレビ観ながらの洋裁は、イカンね。

いや、そのくらいハラハラドキドキのシーソーゲームの延長戦だったのだ。

実際の講習ではこんなことありませんので、ご安心を!




今日の修理:brother SUPERSTAR 777


今日の修理は、鹿児島県鹿屋市のお客さまの家庭用ミシン。
brother SUPERSTAR 777 です。

40年近く前に販売されていたミシン。
あちこち傷んでいましたが、
「思い入れもあるのでそばにおいておきたい。
 でも、使えるようになるのなら修理していただければ」
と当店にお持ち込みいただきました。

一緒に人生を歩んできたミシンですもん。
処分などせず手元に持っていたい。
お気持ち、よーくわかります。

すこしお時間いただいて調整させていただきました。
あちこち固着がひどかったのですが、
しっかり縫えるようになりましたよ。




PR1050X と VR100 どちらも試用していただけます



大隅ブラザーでは、
刺しゅう専用機 brother PR1050X と VR100 。
どちらの機種も試し縫いしていただけるようになっています。

家庭用ミシンもそうですけれど、
どんな機種も、
「なんでも縫える・とっても簡単」
ってパンフレットには書いてあるんですよね。

でも、これは疑ったほうがいい。

ネットにあふれる「ユーザーレビュー」なんてのも、
匿名をいいことにまあなかなかけっこう……な発言も多い。
ミシン専門店のことばも、はい、もちろん疑ってかかるべし(笑)。

ほんとに自分の目的に耐えるかどうかたしかめたいなら、
これから使うあなた自身が実際に動かしてみるのが、いちばん!








講習:クリアテトラバッグ@hitomi1130inspiration



本日は hitomi1130inspiration さんによるクリアテトラバッグ講習でした。

バッグ作るの大好き!という方から、
ミシン使うのひさしぶり!という方にも参加いただいて、
和気あいあいのソーイング教室になりました。




ビニール素材をどう縫うか。
ちょっとしたコツの積み重ねで仕上がりがずいぶん変わります。

縫いにくい素材に縫い慣れることで、
一般的な布帛の縫い合わせにも自信が持てるようになりますよ。




先生の作品の展示と販売も。
小さなテトラバッグがとにかくかわいい!と大人気でしたよ。

受講生のみなさんの作品と笑顔は下記リンク先で!



【リンク】
hitomi1103inspiration- Instagram




刺しゅうPRO:フォトステッチ 間に合いました!



明日のフォトステッチ講習会
先生(当店ですヨ)の作例、なんとか時間ぎりぎりで縫製を終えることができました。
ふう。

思うところはいろいろあれど、
「講習でお伝えしたいことを作例に盛り込みたい!」
という目的のために作った「意図や含みの多い」刺しゅうになりました。

あれこれ蘊蓄を垂れたい気持ちもあるのですが(笑)それは講習会で!

なお、額装する準備を怠っておりました。
1分だけ悩んだ末、
こんなふうに刺しゅう枠に取り付けたままの生々しい状態で、
大阪に持っていくことに決めましたよ。




3時間という講習時間、じつはとっても短いんです。
そのぶん、濃縮した講習にしたいと思います。

明日、受講されるみなさんに伝わるといいなあ。








大阪でフォトステッチ講習会、します!



今週、7月6日(木)は大阪に出張です!

関西のミシン専門店有志のみなさんが、
「フォトステッチ講習会を開催したいので、講師として、ぜひ!」
とお声をかけてくれました。

大阪ミシン会館ビルで、3時間、みっちり講習してきますよ!

今回の講習は対象が「ミシン専門店の方々」です。
一般の刺しゅうミシンユーザー向けではないのですが、
当日、講習に参加されるのは、
もともとフォトステッチに関心の高い専門店さんばかり。
当店が当日お伝えする写真刺しゅうの技術的な話は、
そうした地元のミシン専門店を通じて、
関西のお客さまのもとにもお届けできるのではないかと。

ところで、今回の講習のスタイル、おもしろいんです。

ひとつ課題画像を決めてそれぞれの店が自店流にフォトステッチしてみる。
その作品を集めて、
「どんなところがうまくいったか・どんなところがうまくいかなかったか」
侃侃諤諤、みなで検討しながら研鑽しあおう!
という形。
おもしろそうでしょ!

当店もこういう講習スタイルははじめてなので、たいへん楽しみ。
ただし、講習内容の正しさを証明するためにも、
先生(当店のことね)自身も一枚ステッチしなきゃ、やっぱ、やばいですよね(笑)。
大阪に向かう直前まで、
刺しゅうPRO と brother PR1050X の前でうんうん唸ることになると思います。

講習資料は……飛行機のなかで作ります(笑)。

なお、「課題」は当店に一任していただきました。
むずかしすぎてもいけないし簡単すぎてもつまらんだろう。
というわけで、選んだのが上記の画像。

ご主人の呼びかけに振り返るトイプードル|ぱくたそフリー写真素材
https://www.pakutaso.com/20170316061gosyujinn.html
です。

トリミングは自由。
制作サイズは「20cm × 30cm 以内」です。

規定は、これだけ。
フォトステッチに興味があるみなさんもよろしければ挑戦してみてください。
実際に縫製したものを当店に送ってくれれば、
今回に限り、品評と講習を「特別に」させていただきます(笑)。

とりあえず一泊する予定なので、、
翌日、7月7日(金)は時間がすこし取れるかも、しれません。
関西方面でフォトステッチに興味がある方で、
「噂のあの鹿児島のミシン専門店の話を聞いてみたい」
なんて奇特な方がおられましたら(笑)、
ぜひお声をかけてください。








講習:クリアテトラバッグ hitomi1103inspiration



お待たせいたしました!

インスタグラムでも人気のハンドメイド作家、
hitomi1103inspiration さんによる、
ソーイングワークショップの日程が決まりました!

今回は「クリアテトラバッグ」。
hitomi1103inspiration さんといえば、
このバッグを連想される方も多いのではないでしょうか。
これからの季節に使っていただけそうな、
涼しげなバッグを作っていただく講習です。



【日時】7月13日(木)
  1. 10:00~12:00(2時間)
  2. 13:30~15:30(2時間)
【場所】893-0023 鹿屋市笠之原町29-12 大隅ブラザー 地図
【料金】¥3,500(材料費込)
【募集人数】午前午後各回4名ずつ



お申込は、♡1103♡的handmadehitomi1103inspiration
また、大隅ブラザーへもお申し込みいただけます。
・電話 0994-43-9753
・E-mail osumibrother@me.com
Twitter



★ ありがとうございます。
  午前・午後、どちらも満席となりました!





今日の修理:brother High Light-ACE



今日の修理は、鹿児島県鹿屋市のお客さまの家庭用ミシン。
brother High Light-ACE です。

下糸巻き機構が固着していて動かない。
最近は「ボビンには手で糸を巻いました」そうです。

……そういう方、じつはけっこういらっしゃいます(笑)。

また、スピードコントロールがうまく効かなくなっていました。
縫っている途中でスピードがどんどん勝手に変わる。
「おそくなる」ぶんにはまあ我慢もできるかもしれませんが、
いきなり速度が上がる、なんてのは事故のもと。

ボビンや針など適切なものをお使いでなかったので、
お引渡し時にしっかり使い方講習させていただく予定です。