火花が飛び散るような刺しゅうPRO 講習でした



本日は、
鹿児島県鹿児島市のお客さまにご来店いただきまして、
刺しゅうPRO 講習でした。

洋裁に関してはこちらが緊張するほどのプロ中のプロの方。
なによりソーイングをはじめとして、
「ものを作ること」をたいへん愛しておられる。
その作品のすばらしいこと、すばらしいこと!

でも、
刺しゅうPRO は、
買ってからほとんど使ったことがなかったのですね。

文字入力の基本から、
簡単な刺しゅうデータの考え方と作り方まで、
たっぷり3時間、勉強していただきました。

途中、開いた線ツールで描いた一筆書きのチューリップ。
2cm ほどのささやかなデータです。

しかし、
お客さまのシナプスは、
これを作られたことで爆発的に繋がりはじめます。

「こういうことをしたかった!!!」

感動に目が真っ赤っか。
「刺しゅう脳」に切り替わった瞬間。
まさにそんな感じ。
からだじゅうを駆け巡る電撃が、
目に見えるようでしたよ。

データはかわいいですけどね。
火花が飛び散るような講習となりました。

お客さまが作りたいと思っていたのは、
パンチ屋さんが作るような精緻で見るものを感嘆させる、
切っ先の鋭い刺しゅうではなかったんですね。
授業中、ノートのすみに、
落書きとすらいえない小さな落書きを残す。
そんな感じに、
ささやかなステッチを遊んでみたかったようです。

往復4時間もかけていただいて恐縮するのですが、
今回の講習、たいへんよろこんでいただいて、
再来週に2回目の講習をご予約されて帰られました。

NSP やふきのとう。
そんな昔のフォークソングの話で盛り上がりながら、
大隅ブラザーもたいへんたのしかったな。

腕まくりに舌なめずり。
次回もまためいっぱい楽しい刺激的な講習にしたいと思います。

乞うご期待!