刺しゅうPRO:半分 終わりました



先週、試し縫いでチェックした部分を修正して、
刺しゅうPRO NEXT にて再刺しゅうデータ化。
brother PR 1000e で本縫いに入りました。

本日、半分、終わりましたよ。

肌のグラデーションがきれいに出ました。
ほっ。

前々回にステッチしたキャスリン・モリスで経験したことを、
うまく生かすことができました。

この大きさは、
ちょうど家庭用刺しゅうミシン、
brother Innovis 4000 や 5000 、
現行のミシンなら、
Innovis LA や VF1 のいちばん大きな枠を、
めいっぱい使ったときと同等のサイズ。

「職業用の刺しゅうミシンじゃないと、
 フォトステッチなんてできないんでしょ」
と思っておられる方もいるのですが、そんなことはない。

A4 とほぼ同等の刺しゅう面積。
このサイズの写真刺しゅうを額装すれば、
贈りがいも飾りがいもある作品になりますよ。

もちろん、
そのときは「ちょっといい額」を奮発してあげてください。
その刺しゅうが「活きる/活きない」は額しだい。
「ちょっと贅沢かなあ」くらいの額が、
たいていちょうどいいのです。




刺しゅうPRO:これから本縫いに入ります



brother PR1000e で全49色中40色まで縫ってみました。
気になるところがチェックできましたので、
刺しゅうPRO に戻って、刺しゅうデータを修正。

本縫いに入ります。




刺しゅうPRO:試し縫い



チェックしたい点がいくつかありますので、
10時間ほど試し縫いをしてから、本番へ。

大隅ブラザーは、
最初、家庭用ミシンで写真刺しゅうに取り組みはじめたので、
鍛えられてますよ。
刺しゅうPRO NEXT のプレビューに頼らず、
実際に刺しゅうして確認、とか、
試し縫いを何度もくりかえすことがまったく苦になりません。

そんなもんさ、という感じ。

フォトステッチは絵を描くのに似たところがあるので、
なんども実際に縫製してみることで、
「こんな雰囲気に仕上がるんだ」ということがわかってきます。

数回、試して、
「うまくできないよ」とあきらめてしまう方も多いのですが、
そこはがまんして挑戦してほしい。

コツは、
糸や時間をけちって小さな刺しゅうサイズで練習しないこと。
持っているミシンに取りつけることのできる、
最大の大きさの刺しゅう枠をいっぱいに使ってください。

刺しゅう面積が1/2になるとむずかしさは4倍になる。

大隅ブラザーの実感です。




刺しゅうPRO:フォトステッチデータ 準備中



依頼がありましたので、
仕事の合間に、
刺しゅうPRO NEXT で刺しゅうデータをぽちぽちと作ってみるテスト。

うわ、ちょっとむずかしいんですけど、これ。




今日の修理:baby lock BL-69WJ ほか



鹿児島は梅雨の中休み。
明後日からはまた雨模様のようですが。

今日の修理は、
鹿児島県志布志市志布志町の洋装店のロックミシン。
baby lock BL-69WJ と、




brother の職業用ミシンです。

baby lock BL-69WJ は、
エアスルーでの糸通しができなくなっていました。
エアスルー管になにか詰まっているようす。
お客さまもご自身でワイヤーを使って清掃されたようですが、
うまくクリーニングできなかったみたい。
ここはミシン屋の腕の見せどころ。
詰まっていた糸をずずずずずと取り除き、
「こんなのが入っていましたよ」
と確認していただきました。

職業用ミシンのほうは、
下糸巻き器とプーリーの根元に、
それぞれぎっしり糸がからまっていました。
最初「異音がするのよね」と相談されたのですが、
このからまった糸が低速時にミシン本体にふれて共鳴し、
にぶーい音がしていたのですね。
こちらもしっかり清掃&注油をして、OK。

仕事で使っていただいているミシンです。
おおごとでなくてほんとによかった。




雨がずーっと続いてます



二日間続いた豪雨がおさまったかと思ったら、
今朝は桜島からの降灰で車がまっくろ。
これなら、雨が降り続いてるほうがまだよかったよ……。

本日は、
鹿児島県鹿屋市内の小学校や中学校、
そして肝付町の中学校へとミシンの納品。
鹿児島県曽於市大隅町へは出張修理にと、
あいかわらず北へ南へ東へ西への大隅ブラザーでした。

鹿児島なんかじゃ、
冬でも 4WD の車なんて必要ないなと思うのですが、
ときおり「四駆でよかった!」というような山奥に、
配達にいくことがあります。
豪雨のあとの山道はあちこち崩れている崖もあり、
はじめての道は、ひやひや。

梅雨や台風の季節は気をつけないといけません。

今夜もまた降り始めてきましたよ。




風邪ひきさんだし



外は雨も火山灰も降っているので、
絵本を読んでもらってます。




わわわ



また大量にミシンが届きました。
どないしよ。

本日は、
鹿児島県肝属郡肝付町のお客さまのご自宅に、
brother Innovis Si505 を納品に。
その足でおなじ肝付町(こちらは内之浦)のお客さまのご自宅に、
足踏みミシンの出張点検。
で、そのまま鹿屋市寿町のお客さまの店舗に、
修理した JUKI HZL-008N をお届けに。

雨の日はミシンを濡らさないよう運ばなくてはなりません。

「ミシンの調子が悪くって」との電話も多い時節。
外出するかわり、
「たまには洋裁でもしてみるか」という方が増えるからかな。




今日の修理:brother BR-9500 ほか



今日の修理は、
鹿児島県霧島市国分野口西町のお客さまのミシン。
brother BR-9500 です。

上記の写真の中央。
外釜のへりに針で傷つけたとおぼしき傷があります。
その周囲にもささくれ状の傷。
ここに傷があると下糸調子が強く出たり、
場合によってはまったく縫えなくなってしまいます。
釜まわりの傷のチェック。
ミシン修理の際、
かならず確認しなければならない重要な項目です。

本日はほかに、
鹿児島県志布志市有明町のお客さまのロックミシン。
Mammylock ML-232 のモーター交換と、
鹿児島県鹿屋市上谷町のお客さまのミシン、
JAGUAR KD-550pp の調整をおこないました。

そのあいまに、ミシンの出張修理や納品が何件か。
梅雨の一日があっというまにすぎていきます。




取扱説明書:brother Compal S



いまでも修理で持ち込まれることの多いミシン。
brother Compal(コンパル)シリーズです。

かつての大ベストセラーミシン。
スピードコントロールスイッチまわりが、
ダメになっていることが多いですね。
接点回復剤でよくなる場合もあるけれど、
古いミシンであることに変わりはないので……。

以下、
Compal S の取扱説明書と、
Compal シリーズ共通の取扱説明書。
おまけで Compal シリーズのカタログを。

ところでカタログの女優さん、お名前、なんでしたっけ。
もうすこしで思い出せそうなのに……出てこない。
むう。