食べつつ飲みつつ 刺しゅうPRO 講習



昨夜、寝たの、2時過ぎなんですけどね。

気持ちよく目がさめて、
ホテル リゾネックス名護の、
ホテル朝食の定番のバイキング形式のごはんを、
たいへんおいしくいただいて今日一日が始まります。




午前中は、ホテル前の海岸をカメラとともに、散歩。
ヘタな写真を200枚ほど撮って楽しみました。








ハイコントラストモノクロでの撮影は、
写真を撮る楽しみをよみがえらせてくれますね。
ただひたすらシャッターを切るのが、快感。
シンプルな、そういうよろこび。




そのままの形で移転した沖縄の旧家を店舗に流用している、
沖縄そばの「大家」さんにて、昼食。




「ここを食べてから沖縄そばを評価してほしい」
話は伊達ではありませんでした。

朝食をしっかりとっていたので、
「定食はちょっときついかな」
と思わなくもなかったのですが、
するするする、と胃の淵に入っていく。

「沖縄にはじめていくんです」という話をすると、
「沖縄そば、いうほど……おいしいもんじゃなかったなあ」
と、わりと多くの方から感想を聞かされていたんですが、
みなさん、
おいしい店で食べてないだけの話なんだと、得心。

ロケーションのよさもあって、
またかならず食べに再訪してみたい。
そう思いました。
沖縄そば、さいこー。




さて、午前中はのんびりさせていただいたので、
午後は刺しゅうPRO NEXT の講習、がんばりますよ。

まずは、
デザインセンターの使い方を、
家紋の作り方を通して学びます。

アニメのキャラクターもいいのですが、
デザインセンターを学ぶには、
「家紋」がもっとも適した図像かもしれませんね。
Photoshop の機能をいくつか連携させるだけで、
文字どおり、あっというまに、
精緻な刺しゅうデータを作ることができる。

「刺しゅうPRO って簡単!」
「Photoshop って便利!」
成功体験をいちばん最初に味わっていただきます。
そのあとのモチベーションの高さが、
ぜんぜんちがってきますから。




簡単に刺しゅうデータが作成できるようになると、
刺しゅうミシンで試し縫いをする時間が取れるようになる。
ミシンの使い方に慣れますし、
刺しゅうデータの修正に割く時間が生まれる。

刺しゅうのクオリティーを上げるためにも、
「簡単さ」というのは大きな指標になります。




そして、お待ちかね。
フォトステッチの講習です。

刺しゅうPRO NEXT と、
Photoshop を組み合わせることで、
どれほど製作の自由度が高まるのかを、
安室奈美恵さんの画像を使って、
体験していただきました。

写真刺しゅうを作れるようになりたい!
そういうお客さまに、
「写真を刺しゅうデータ化してみせますね」
と、その機能を披露するだけじゃ、
教わるほうも教えるほうも、
ちっともおもしろくないのです。
取扱説明書を読めば、
そんなことすべて書いてあるんですから。

「私が好きなものを好きなように刺しゅうできるんだ!」

感じてほしいのは、その可能性。
そこに至る道がたしかにあるらしい。
そのへんをわかっていただければ、
意欲ある方は、すぐに自分の足で歩いていってくれるはず。




昨日に引き続き、
暗くなるまでしっかり講習をおこなえば、
あとは、沖縄の「長い夜」が待っています(笑)。

海鮮居酒屋さんで運ばれてくる料理に、
舌鼓を打ちながら、みなで泡盛をぐびぐび。




料理番組に登場するタレントのように、
「気の利いたコメントのひとつも吐いてみるか」
なんて不遜な気持ちは、
初日からすっかり消し飛んでしまってます。

「おいしいねえ、おいしいねえ」
あとはひたすら、食らいつく。
それだけでいいじゃないですか。
ねえ。




今夜の「締め」は、
なんと、ケンタッキーフライドチキンよりおいしい、
豚足のフライなんですから。

もう、やっぱり、すごいよ。
沖縄!