刺しゅうPRO:フォトステッチ 北野武(ビートたけし)



今日の刺しゅうは、北野武(ビートたけし)。

サイズ:170mm×215mm
146,696針(23色)
ミシン:brother Innovis(イノヴィス)5000 ローラ アシュレイ モデル
アプリ:Photoshop CS5、刺しゅう PRO(刺しゅうプロ)NEXT
制作:Akihito Kouno





お客さまから依頼していだだく刺しゅうや、
先日のハン・ヒョジュさんみたいな刺しゅうに日々取り組んでいると、
こう、神経をすり減らしてるなあ、と感じることがあります(笑)。

理想に近づけようとすればするほど、遠ざかっていく。
思っているような繊細な表現ができなくて、苛立つ。

「眼高手低」という言葉もあります。

どんな分野もそうなのですが、
フォトステッチの世界も同じです。
「最初はおもしろいんだけど、やればやるほどつらくなっていく」
そういう時期がやってきます。
刺しゅうPROも刺しゅうミシンも、見たくなくなる。
そんな時期が。

そういうときは「きれいな女性」「かわいいお子さん」じゃなくて、
「渋いおっさん」を刺しゅうしてリハビリしましょう!

コントラストをしっかりつけて。
皺もしみも思いっきり深く。

だからというわけではないのですが、
今回は、北野武。
「さん」をつけないのは、
徳川家康に「さん」づけしないのと一緒です(笑)。

もうすこし大きなサイズで作ってもよかったかな。
でも、
このくらいの大きさでも陰影がきれいに出てくれたので、
個人的には、けっこう満足。
少々、粗い表現になってもいいや。
そう気楽に構えることで新しい手法に出会えたりもします。




そうそう。
刺しゅうミシンを動かしていると、
「あ、ビートたけしだ」
「たけしだ」
と足を止めてくれる人は多いのですが、
「北野武だ」
と口にする人は少数なことに気づきます。

これ、その人のテレビ視聴時間に関係しているのではないか。
そうにらんでいるのですが、さて?

     *     *     *

brother PR1000e も発表されて、
刺しゅう専用ミシンによる写真刺しゅうにあらためて注目が集まっています。

より大きなフォトステッチに挑戦できること。
多くの糸を同時にセットできること。

たくさんの利点がありますが、
brother Innovis(イノヴィス)5000 ローラ アシュレイ モデル や、
brother Innovis(イノヴィス)D400J など、
家庭用刺しゅうミシンで手軽にフォトステッチを楽しむスタイル、
それもまた、
大隅ブラザーはこれまで同様、伝えていけたらいいなあと思います。

たくさんの色糸を使う写真刺しゅうでは、
家庭用刺しゅうミシンのほうが有利かも!?と感じる点だってあります。

「糸替えがとにかく簡単・お手軽」なこと。

長い時間をかけてステッチを重ねるわけですから、
これ、なかなか「でかい」ことだと思うんですけどね。







フォトステッチはもちろん!
ミシンで刺しゅう、一緒に楽しんでみませんか。
「刺しゅうPRO NEXT」も、大隅ブラザーでお買い求めいただけます。
刺しゅう技術のサポートはもとより、
大隅ブラザーならアフターフォローも万全!です!

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