今日の修理:SINGER MERRITT SH500EX ほか



今日の修理は、鹿屋市寿町のお客さまのミシン。
SINGER MERRITT SH500EX です。

針と釜のタイミングがずれている?
との疑いでの依頼でしたが、
そこまで重症ではありませんでした。

ただ、固着が進んでいましたよ。
すみずみまでしっかり清掃することで動くようになりました。




こちらは、鹿屋市内の小学校のミシン。
Brother エリートが5台と。




FUJITA HA-300E が4台です。

FUJITA HA-300E のハンドル付きのバージョンは、
すべり板がもう手に入りません。
できれば、なくさないようにしたいですね。




刺しゅう PRO:命名刺しゅう



あと2枚。
今月中にできるかな。

     *     *     *

文京区のお客さま。
刺しゅう PRO NEXT のご注文、ありがとうございます。
VMWare Fusion 3 と Windows はぶじ入手できたでしょうか。
Mac で刺しゅう PRO いいですよ!
不明なことがありましたら、
これからもどんどんお尋ねくださいね。




右往左往



今日はミシンのセッティングと、
OS X Mountain Lion のインストールと、
大量の下糸巻き、で終わった気がする……。

ローソンで売ってた、
喜多方ラーメン坂内監修の冷やしラーメンを昼食に。
うむ。

坂内店舗の焼豚ラーメンとか中華風冷やしラーメン、
食べたいなあ、となんとなく遠い目。




今日の修理:JUKI HL-609DXF ほか



今日の修理は、肝属郡の小学校のミシン。

JUKI HL-609DXF 7台と、




FUJITA HZ-880F 2台と、




FUJITA HA-300E 1台です。

毎年、点検させていただいているので、
調子の悪くなってるミシンはない。

……はずなのですが。

下糸巻き機構のピンがなくなっていたり、
スタートスイッチが陥没していたり、
釜止めが曲がっていたり、
すべり板が破損していたり。

公共施設のミシンは、
どうしてもこうなりますね。
やんちゃな子供たちが使うわけですし。

今回、固着も何台か見受けられました。
むー、なんでだ。
海のそばという環境も影響しているのかな。




今日の修理:brother Compal DX ほか



飛び込んできたのは、
イチローのニューヨーク・ヤンキース電撃移籍の報。
昼どき、思わずテレビをつけちゃいました。
びっくりしましたね。

     *     *     *

今日の修理は、肝属郡大根占町のお客さまのミシン。
brother Compal DX です。

brother のベストセラーミシン。
当店にも、年間相当台数の修理点検依頼があります。
遠くからでもわかるこのフォルム。
いいですねえ。

買って以来はじめての点検、とのことでお預かりしました。

固着が見受けられますが、機能的には問題ない。
内部・外部のこびりついた汚れを取り除くことで、
ばしっと縫えるようになりましたよ。




こちらは、鹿屋市札元町のお客さまのミシン。
brother Pacesetter です。

これもまた brother のベストセラーミシン。

この機種直有の「内部プラギアの割れ」が発生していますが、
「とりあえず直線だけでも縫えるようにしてほしい」とのご依頼。
了解です。
可能な限り調整させていただきました。

ポータブル改造のミシンですが、
ケースとミシンをつないでいるピンが、
点検中、ぽきりと折れてしまいました。

部品が金属疲労しまくってます。
お客さまが使用中でなくてよかった。
場合によっては、怪我をしてしまう事態にも。
これはささっと取り除き、交換させていただきました。

しかし、
「ああ、あのとき、改造なんかしなければよかった」
みなさん、そうおっしゃいますね(笑)。




こちらは、鹿屋市西原町のお客さまのロックミシン。
JAGUAR LOCK M-3A です。

内部にぎっしりと埃が詰まっていました。
全分解して大掃除しましたよ。

ところで、このロックミシン。
分解すると、あちこちにひもがくくりつけてあるのを発見。






え、もしかして、
以前修理したどこかのミシン屋がひもでしばって応急処置を???

と、おどろいてしまいそうになりますが、
昔の機械だと、
こんな感じに内部にひもをわたしているものがあります。
ひもに油を伝わせることで、部品の油切れを防いでいるんですね。

原始的かもしれませんが、こういうの、ちょっと好きです。




今日の修理:JANOME Plaire 10



午前中、鹿屋市内の小学校の点検ミシンを受け取った足で、
肝属郡の小学校の点検ミシンも受け取りに。

内之浦の湾岸道路、まだ復旧してないんですね。
路肩がなくなっていたり道が陥没していたり。
町中に入る直前で、通行止め。
なんてこったい。

大回りしてぶじミシンを受け取ったのはいいけれど、
鹿屋市内に戻ってくると、
今度はワイパーがきかないほどの通り雨。

参っちゃいますね。
梅雨明けってのは、いつですか???

     *     *     *

今日の修理は、鹿屋市川西町のお客さまのミシン。
JANOME Plaire 10 です。

「とにかく動かない〜」とのこと。

分解してみると、
モーターのカーボンキャップがふたつとも壊れていて、
バネがびょーんと飛び出ていました。






ときおりこんな症状のミシンに遭遇することがありますね。
なんでこんなところがこんなことに?
いつもそう思うんですが。

ここをしっかり直したところ、
またふたたび軽快な音でミシンが動くようになりました。
よかった、よかった。




今日の修理:JANOME 5710 ほか



今日の修理は、鹿屋市西原町のお客さまのミシン。
JANOME 5710 です。

これから本格的に使いたい!
その前に、点検と調整をご依頼いただきました。

機能には問題はありませんでしたが、
内部の汚れがすごい。
機械というのはこの汚れから動かなくなることが多いのです。
時間をかけ、しっかり整備させていただきました。




こちらのミシンは、鹿屋市寿町のお客さまのミシン。
brother FX 2000 です。

先日、brother Innovis S500 に買い換えていただいたのですが、
「これまで使っていたミシンも調整してもらえますか」
とご依頼いただいたミシンです。

下取りや廃棄するミシンというのは当然ありますが、
「これまで使っていたミシンを整備して家族や知り合いに譲りたい」
そういう方、以前にも増して多くなってきている印象です。
最近。

しっかりしたミシンだからこそ、
そういうこともできるんですね。

お母さまから娘さんに受け継がれるミシン。

そういうの、ほんと、いいよなあ。




刺しゅう PRO:デザインセンターでロゴを作る



台湾から帰国(って言葉、かっこいいね!)していちばん最初の仕事が、
ロゴ刺しゅうの作成です。
おお、じつにいいタイミング。

いや、修理しなければならないミシンもたくさんあるのですけどね。

     *     *     *

ところで、
たとえば上のようなシンプルなロゴを作るとき、
刺しゅう PRO ではいろんな方法でデータを作成できます。

 ・オートパンチで作る。
 ・マニュアルパンチで作る。
 ・デザインセンターで作る。

「オートパンチ」は簡単だけど、
かっちりした刺しゅうには向かないこともある。
細部が変形したりつぶれてしまうこともあるので、
文字が主体のロゴだとうまく決まらないこともあります。

「マニュアルパンチ」は万能です。
しかし、作業には「慣れ」が必要かもしれません。
凝りに凝ったデータを作ることもできますが、
そのぶん敷居が高い感じもします。

「デザインセンター」、
これは、大隅ブラザーが多用している方法です。
ロゴの画像を持参されるお客さまに、
「できるだけ早く作って!」
と依頼されるときなど(笑)たいへん重宝する方法です。
手軽にきれいにできる。

「だれもがそうだ」というわけではないのですが、
画像処理のソフトをお持ちの方なら、
とくにそう感じてもらえるのではと思うのですよね。

デザインセンターでの作業のキモは、
「抽出した輪郭線データをしっかりチェックする!」こと。

位置のおかしいポイントは修正し、
不要なポイントはどんどん削除する。

シンプルでエッジのきいたデータにすることで、
出来上がりがとってもよくなるのです。
これが。

輪郭線データの操作そのものがとてもシンプル。
とっつきやすいので、
やったことがない方には、ぜひお勧めしたいな。

     *     *     *

台湾で、たくさんのすばらしい刺しゅうに触れてきました。

刺しゅうというのは、総合芸術なんですね。
額装された大作。
ワンポイントで入れられた花模様。
そして、ネーム刺しゅうに至るまで。

ミシンのこと、縫製のこと、
ひとつひとつ知識を積み上げていくこと。

そしてなにより、細部を大切にすること。

たくさんの作品から、たくさんの方から、
今回、そうしたことをあらためて学ばせてもらった気がします。




成長を促されるのです



Ambassador Hotel Kaohsiung では、すてきなクマがおでむかえ。




brother の台湾工場では、
at your side で平和を守るスーパーロボットがおでむかえ。




バイクがうじゃうじゃ走ってるようすは、
生命力の強靭さに満ちあふれていて。

台湾、ほんとに、いいところ!




19階から



朝、こんな眺めをのんびり楽しむ間もないくらい、
いろんなことがみっしりぎっしり。

ほんと、おなかいっぱい。
しっかり処理していかないと、たいへんだ!




明日から台湾に行ってきます



刺しゅうの技術調査出張で、明日から台湾に行ってきます。

そのあいだも大隅ブラザーの営業は通常通りおこなわれます。
修理依頼・ミシンのご購入は、遠慮なく、どうぞ。

ですが、
メールでの問い合わせ・ご注文のお返事については、
普段よりおくれるかもしれません。
ご了承ください。

台湾のネット事情って、どうなってるんだろ。

観光旅行じゃないので、
お土産は買ってこれないと思いますが、
かの国の刺しゅう事情とその技術を学んで、
あれこれ持ち帰ってこようと思ってます。

そのために、
わたしはこれから、
書類にまぎれ雲隠れしちまったパスポートを探さなくてはなりません。

おーい、出ておいで。




刺しゅう PRO:新しい Mac でカードライターに書き込む方法



刺しゅうPRO:USB 3.0 でカードライターに書き込めない?
という記事を、先日、書きました。

当店の、
2012年夏に発表・発売開始された MacBook Pro の、

  ・Mac OS X 10.7.4 Lion
  ・VMWare Fusion 4.1.3
     Windows XP SP3
     刺しゅう PRO NEXT

という環境で、
「刺しゅう PRO のカードライター、
 認識されるけどデータを書き込むことができなくなった!」
という現象を報告しました。

「 Windows XP + USB 3.0 」という組み合わせが原因かもしれない。

なんてことを考えたので、
今回、このためだけにあらためて Windows 7 を入手(嗚呼!)。
上記の環境にインストールして試してみました。

結果、残念。
やはり「データ書き込みできない」ことが判明しました。

がーん。
なんてこったい。
こまった、こまった。

と、頭を抱えていたところ、
スーパーハカーな嫁さんが、
「え、じゃあ USB ハブを経由させてみたら?」
とさりげなくおっしゃる。

USB ハブをかませることで、
「使えなくなる」機器は知っていても、
「使えるようになった」機器というのは遭遇したことがない。
そんなんじゃムリだよ。
なんて思いながら試してみると。

……あれ、きちんと書き込みできる。

しかも Windows 7 だけでなく、
Windows XP の刺しゅう PRO NEXT でもだいじょうぶだよ!

あまりにあっさり書き込みできるようになったので、
しばし、呆然。

ということで、
この「データ書き込み不可」現象の原因は、
MacBook Pro に搭載された USB 3.0(とそのドライバ関係?)
あたりにありそうです。

とりあえず、
「 USB ハブを介せば、いままでどおり仮想環境でカードライターが使える!」
そのことがわかっただけでも大収穫!

もっとも、どんな USB ハブでもだいじょうぶかどうかはわかりません。
当店で成功したのは、
ELECOM 7ポートUSBハブ U2H-Z7SBKです。
さっそく持ち歩き用にもう1本、注文しました。

刺しゅう PRO NEXT は Windows のアプリです。
Windows マシンで使っているユーザーが多数です。
でも、
「 Mac で使いたいんですけれど」
という問い合わせが当店にはたくさんやってきます。

brother ではサポート対象外。
それは当然、しかたがない。
でも、大隅ブラザーでは問題なく使ってきましたし、
お客さまに Mac での使い方を指南してもきました。

なので、
「新しい Mac でカードライターに書き込めないかもしれない」
というのは、なかなかツラい事態だったのです。

今回、とりあえず回避方法が見つかって、正直、ほっとしています。
ほっ。

あらためて、
今回、検証していただいたり情報をお寄せいただいたみなさま。
ありがとうごさいました。

みなさまのおかげで、
なんとかこの対処方法にたどりつけることができました。

そのこと、とてもうれしく思います。




刺しゅう PRO:文字の大きさや字間を調整する



昨夜から大雨情報に翻弄される九州です。
鹿児島、とくに鹿屋市あたりは雨は降れどそれほど激しいわけではありません。
が、熊本・大分あたりはとんでもないことになっている模様。
いろいろたくさん心配です。

     *     *     *

「結婚式とお葬式が重なってしまって、助けてくださーい!」
と、brother Innovis D400J をお使いのお客さまからヘルプの電話。
「急ぎで刺しゅうデータを作ってもらえませんか」
という依頼です。

訊くと、シンプルな文字刺しゅう。

いそがしいのはおたがいさま。
いつもお世話になっているお客さま。
「おやすい御用だ!」
と引き受けました。

実用的だし活用しがいもあるし、
刺しゅう PRO で文字刺しゅうのデータを作るのは、
とーっても楽しいのです。

でも、ときどき、
「ああ、あとすこし手を加えればもっときれいな作品になるのに!」
見て、そう思うこともあるのです。

上の画像の「ちがい」わかりますか。

左が、初期設定のまま文字を入力しただけのもの。
右が、字の大きさや文字の間隔を詰めて調整したもの。

どちらがバランスがとれて見えますか?

文字を同じ大きさで指定すると、
「ひらがなは漢字より大きく見える」ということはよく知られています。
なので、
「漢字を大きめ」に調整したり、
「ひらがなを小さめ」に調整する。
もしくはその両方を併用することでバランスを取るわけです。

また、
初期設定ではたいてい文字間隔がちょっと広めになってます。
これを全体的にすこし詰めてあげる。
その上で、さらに個別に文字間隔を調整してあげてください。

たとえば左の例では、
ほかの文字にくらべて「不」の上下の空きが大きく見えます。
なので、この上下の文字間隔をさらに詰めていく。

これは「ミシンの使い方」ではないし、
刺しゅう PRO NEXT の使い方」ともちがうかもしれませんが、
このあたり考えながらデータを作ることで、
「お、ちょっとちがうな」という刺しゅうになります。

「文字組」というと奥が深くてむずかしそうですけれど、
やってみると、とってもおもしろいんです。
みなさんも、ぜひぜひ挑戦してみてくださいね!




今日の修理:RICCAR Mighty MINE ほか



刺しゅうPRO:USB 3.0 でカードライターに書き込めない?
上記の記事、追記しました。

Windows XP + USB 3.0 という組み合わせが原因かもしれません。

いま USB 3.0 の載ったコンピュータを買うと、
Windows は 7(そしてそのうち 8 )がプリインストールされています。
なので、
上記の組み合わせで使われることはほとんどないかもしれません。

それでも仮想環境で使っている方ならば、
この組み合わせの可能性、ありますもんね。

当店では、さらに検証を続けていきます。

     *     *     *

今日の修理は、肝属郡肝付町のお客さまのミシン。
RICCAR Mighty MINE です。

「最近、自由な時間ができたので、
 しまい込んでおいたミシンを使ってみようか!」
と、物置から取り出してこられたミシンです。

ところが、
糸調子をはじめあちこち不具合があってどうにも縫えない。
というわけで修理を依頼していただきました。

下糸巻き機が動かなくなっていたので、これを調整。
モーターベルトがゆるゆるだったので、これを調整。
上下糸調子のバランスを、調整。

埃まみれでべたついていた外観をしっかり磨き上げて、
仕上げました。




こちらのミシンは、鹿屋市川西町のお客さまのミシン。
JANOME CADET です。
ちょっとカモノハシを連想させる外観です。

「布を送ってくれない。返し縫いもできない」
とのこと。

送り量のカムを確認。
糸調子機構にもおかしなところがあったので、調整。

液晶はまだしっかり表示されますね。
外観もきれいに磨いておきましたよ。




鹿屋市船間町のお客さまのミシンは、
JUKI HZL-501 です。

買ったばかりの新しいミシンなのですが、
「慣れない操作でムリをさせてしまい、
 調子をおかしくしてしまったみたい」とのこと。

せっかくの新品なのに〜。

でもこんなふうに、
買って間もないミシンが、
「縫えなくなった???」と修理扱いで持ち込まれること、
けっこうあるんです。

操作をきちんと教えてくれるミシン屋で買っていれば、
そういうことにはならなかったかも。
なんて事例も多く目にします。

買うなら一円でも安いところで。

その気持ちはとてもよくわかります(笑)。

でも、
「使いかたを教えてくれない」
「ちょっとしたメンテナンスや調整にも、
 出張料や修理代を請求される」
そういう店で買ってしまうと、
「かえって高くつく」ことも多いのです。

初心者やミシンの操作に慣れない人なら、なおさら。

ミシンの手入れ、
そして購入は、
よく車のそれにたとえられます。

買ってからも、
なんだかんだとそのお店とのつき合いは続くもの。

格安ミシンを前面に出して大々的に宣伝しておきながら、
いざ買いにいくと、
「いまどきこんな《おもちゃ》を使ってる人いないよ」
なんて高いミシンを買わせようとする。

ありますよね?

実際に「つき合うか」はともかく、
「このお店と長くつき合っていけそうか」
ぜひ、そういう視点でミシン屋を選んでみてください。

大隅ブラザーはそういう店でありたいと思います。

もちろん、まだまだ足りないところがいっぱいあります。
もっともっと、がんばりますよ!




刺しゅうPRO:USB 3.0 でカードライターに書き込めない?




■ 検証中!■


2012年夏に発売された MacBook Pro、MacBook Air 等で採用された、
USB 3.0 のポートでは、
刺しゅうPRO のカードライターにデータを書き込めない場合があるようです。
(VMWare Fusion 4.1.3 + WindowsXP SP3 + 刺しゅうPRO NEXT の組み合わせ
 2012.07.10 現在)

カードライターそのものは認識するので、
刺しゅうPRO NEXT は起動しますし問題なくデータを作ることができます。

・USB メモリへの書き込みはできます。
・ミシンと Mac を USB ケーブルで直接つないで、
 データを送信することもできます。
・カードライターへのデータの書き込み「だけ」ができません。


上記、当店で確認している状況です。
「当店だけ」ならいいのですが、どうなんだろ?

Mac での使用なんて「サポート外」なんだからどうでもいいよ。
そういう方もいるかもしれません。
大隅ブラザーとしては看過できませんけどね(笑)。

それよりも、
もし「USB 3.0」との相性問題があるのだとしたら、
これから対策が必要になってくるかもしれない。

USB 3.0 が搭載されている Windows マシンをお使いの方。
カードライターでの書き込み、できていますか?

検索をかけると、
既存の USB 機器との相性問題、いろんな形であるようです。
USB 3.0 。

詳細がわかり次第、また追記・報告いたします!

2012.07.11 15:50



■ 追記 ■


上の記事を読んでいただいた方から、
「検証してみました!」とご連絡をいただきました。
ありがとうございます。
涙が出るほどうれしかったです(笑)。

その方のお話によると、
Windows 7 が動いているコンピュータにて、
当初、USB 3.0 ポートでは、
カードライターがきちんと認識しなかったそうです。
デバイスマネージャで「ドライバを更新」することで認識するようになり、
刺しゅうデータを書き込みできるようになったとのこと。

なるほど!

しかし、
当店のコンピュータで「ドライバを更新」すると、
「ハードウェアの更新ウィザードを続行できません」
となってしまう。

あれ、これ、もしかして当店の Windows が XP だから?

Microsoft は、
Windows XP のメインサポートを 2009年4月に終了させています。
セキュリティーアップデートは 2014年4月までおこなわれますが、
機能の追加はされないことになりました。
USB 3.0 対応ドライバはリリースしないようです。

ということで、これが原因っぽいですね。

当店の環境で、
たとえば Windows 7 をインストールして、
カードライターの問題が解決すれば、
「Windows XP + USB 3.0」という組み合わせが悪いのだ、
という結果が導きだせそうです。

Windows 8 がもうすぐ発売というこの時期ですが、
ここはいっちょ Windows 7 を購入しないと……いかんかな?

2012.07.11 16:48



■ 再追記 ■


刺しゅう PRO:新しい Mac でカードライターに書き込む方法
を公開しました。

USB ハブを介することで、
刺しゅう PRO のカードライターが使えるようになりました!




修理ミシンの配達で



東へ西へ。

ミシンの修理依頼が、最近、増えてきています。
もうすぐ夏休みということで、
小中高校から、
「ミシンを取りにきて〜」と連絡が入り始めるのも、そろそろ。

毎日、毎日、毎日、修理しても、
なかなか片付かない。

ありがたいことではありますが、
これ「うれしい悲鳴」というのとはちょっとちがうかも(笑)。

しなければならないことがいっぱいあるのに、
追いついていかないということは、
業務に見直さなくてはならない部分がたくさんあるから。

いえ、それはもうたくさんあるのですが、
改善に手をつけられないほどいろんなことが詰まっているというのは、
ええ、精神的によくないのです。

明日は、
修理をしながら依頼された刺しゅうに取り組みたい。
あと、掃除も(笑)。

そのためにも、今夜は刺しゅうデータを作りまくりますよ!




タクラマカン砂漠にたたずむ



我が子を抱く女兵士。

ではなくて、
高須海岸、干潮時の海岸にて。

でも、毎日「闘っている」という意味では一緒だね。




今日の修理:SINGER Bouquet 9700 super DX



今日の修理は、鹿屋市上高隈町のお客さまのミシン。
SINGER Bouquet 9700 super DX です。

とくに調子が悪かった、ということではないのですが、
分解して清掃そして全体の調整をおこないました。

下糸巻き機構が空回りぎみだったのをなおして、
糸調子のバランスをとって。

お母さまの形見というミシン。
できるだけ長く使えますように。
気合いを入れてチェック&磨いておきましたよ。

     *     *     *

今日は大隅ブラザーにとって記念すべき日なのかも。

本日、
Mac と Windows マシンが混在していた環境、
Mac オンリーに切り替わりました。

念願だったのです。
Mac の仮想環境で Windows が気軽に使えるようになる前は、
Windows でしか動かないアプリ(たとえば、刺しゅうPRO !)を使うため、
どうしても Windows マシンが必要でした。

現在は Mac があれば Windows が使えます。
環境を統一することで、
データのバックアップと情報や書類の共有化が、
さらに効率よく、なによりラクにできるようになります。

システム管理者としてこれはもうずっとやりたくて(笑)。

ほとんどのデータは問題なく移すことができたのですが、
Windows で管理していたメールを Mac に移行するのに、
若干、手こずりました。

Apple から提供されている、
「Windows 移行アシスタント」というアプリがあるのですが、
これがなかなかうまくいかない(笑)。
Windows 内のデータになんらかの不具合があると、
設定作業を継続してくれないのです。

こうなったらしかたがない、手動で移行だ!

メールデータを、いったん G-Mail にどかっと転送。
そののちに、あらためて Mac 内に取り込むという作業。
なんだかんだで半日かかってしまいました。

しかし、すべてうまくいきましたよ。

これまで活躍してくれた SHAPE の メビウスくんは、
ここでお役御免です。
第二の人生もとい「コンピュータ生」を歩んでもらおうと思います。

仕事の合間を縫って、
さらにさらにと業務システムのアップデートは続きます。




今日の修理:SINGER ELECTRON 6800 ほか



今日の修理は、鹿屋市輝北町のお客さまのミシン。
SINGER ELECTRON 6800 です。
トランスフォーマーに出てきそうな名前ですね。
そういえば、見た目の雰囲気もどことなく。

「縫い目が飛んでしまう」とのことでしたが、
全体のバランスが絶妙に狂っていたためでした。
しっかり清掃して調整することで、
きちんと縫えるようになりました。




鹿屋市輝北町のこれまたべつのお客さまのミシンは、
JANOME CL585 です。
「はちみつレモン」を思わせる意匠がかわいいですね。

これもまた全体的になんとなく調子が悪い、という感じ。

そういうときは分解して丹念に清掃。
そしてしっかり組み上げなおすことで、
調子が戻ってくることも多いのです。




こちらは志布志市の小学校のミシン。
brother PS-20 と。




brother PS-15e と。




FUJITA HA-300E です。

合計9台おあずかりしたのですが、
brother PS-15e の1台だけ、
送り切り替えのカムがどうしようもないくらい固着していて、
これだけは「修理不可」ということに。

部品を交換すれば……というところはあるのですが、
修理代金を考えると「それならば買い替えたほうが」という話に、
このクラスのミシンだとどうしてもなってしまいますね。
うーむ。

     *     *     *

鹿屋市上高隈町のお客さま。
このたびは brother Innovis(イノヴィス)5000 ローラ アシュレイ モデル
をお買い求めいただきありがとうございます。
いろいろ慌ただしい時期とは思いますが、
ご希望の日にお届けできるよう手配いたしました。
ご購入特典のフォトステッチをお作りいたします。
落ち着いてからでもお気に入りの写真でご依頼ください。

あと、お土産でいただいた梅シロップ!
「これがあればこの夏も乗り切っていけるかも」
ぽわーんとそんな気分になれる、やさしい味でしたよ。
これもまた、ありがとうございました。

それと、お母様の形見のミシン。
しっかり清掃させていただきます。
出来上がりまで、いましばらくお待ちくださいね。




今日の修理:志布志市の小学校のミシン



志布志市の小学校のミシン9台を絶賛修理中。

予想に反して、重症なミシン、多し!




届きました、新しい MacBook Pro



届きました、新しい MacBook Pro !

解像度を上げておいたのは大正解。
ほとんどの業務は外付けモニターなしに、
これだけでできちゃうね。

あまりにも快適なので、
これからは、
この MacBook Pro をメインに使っていくことに決めました(笑)。
Mac mini は、
大隅ブラザーのサーバーとして活躍してもらうことに。

明日からは、
このマシンで 刺しゅうPRO NEXT を使いますよ。
今夜はまずその設定をおこないます。
作業、順調に進みますでしょうか。




液晶がお亡くなりになったとはいえ、
これまで懸命に働いてくれた MacBook Pro と。

外付け液晶をつないで使うことで、
なんとか余生をいい形で利用していきたいと考えています。